2013年8月
宿で出会ったフランス夫妻と一緒に、博物館島へ行ってきました。
博物館島についての記事はこちら。
〈ドイツ・ベルリン〉世界遺産の博物館島へ
フランス夫妻との出会い
振り返ったらベルリンの壁があった、その翌朝。
目を覚まし2段ベッドを降りると、部屋の扉が開いて白人の兄ちゃんが入ってきた(この部屋は2段ベッド×3台の6人部屋Mixドミトリー)。
「昨日はごめんよ。寝てる時に部屋に入ってきて。うるさかったでしょ?」
あー…そういえば、夜中に扉が開いたような…。
旅が始まって1週間。最初に出てきた疲れと眠気で、ほとんど影響はなかったんだけど。
フランスから夫婦でドイツに来ていて、宿に着いたのが真夜中だったのだとか。
今日は朝からホステルのプールに入ってて、上がってきたところらしい(施設内にプールがあるというのに、ちょっとびっくり)。
「もうすぐ妻も上がってくると思うよ。」とまさにそこへ。
勢い良く扉が開いたと思ったら
「昨日はごめんね!寝てる時に入ってきちゃって!うるさかったでしょ??」
なんというか、イイ感じのご夫婦である。
朝ごはんをご一緒し、共に博物館島へ行くことに。
天真爛漫な奥さんと常識人の旦那さん
話を聞くと、旦那さんはフランス人で、奥さんはコロンビア出身なんだそうな(コロンビアの女の子は可愛いで有名v)。
彼女は日本に1ヶ月ホームステイしたことがあり、「チョット日本語ワカルヨ!」。
海外で初めて聞いた日本語!しかも日本人ではなくコロンビア人からとは意外だ〜。
2人ともシステムエンジニアで、出会ったのはボルダリングジムだという。
その話をしている時、ちょうど公園に木が生えていて、突如彼女が1本の木の枝に手をかけ足をかけ登っていく。
ちょっとびっくりした出来事でした^^;
男女の溝は世界?共通らしい
スケジュールとしては、午前中にペルガモン博物館見て、お昼食べて、その後新博物館見て…という感じだったんだけども。
どちらの博物館も、旦那さんは割とパパっと見て、奥さんはかなりじっくりひとつひとつ丹念に見ておりまして。
新博物館を奥さんが周り終わって出てきた時には、旦那さんはかなり待っていたらしくご機嫌ナナメ。
あ〜この光景って日本だけじゃないんだなぁと。
全体をさっと捉える男性と細部に気を配る女性の差な訳で、要は獲物を狩る男性と子どもを育てる女性のそれぞれもつ適性のためであり、それゆえに補い合えるんだと思うけど、こういう場合どうするのが最適解なんでしょうかね?
とか何とか考えていると、しかして奥さんの謝り方というか宥め方がすごい可愛くて、いつの間にか2人はラブラブになっていたw
やっぱりお酒に強い!
2人は今夜発つという。それまで、ホステル併設のバーで飲むことに。
(余談ですが、この日初めて、チェックイン前・チェックアウト後も宿に荷物を預けられるのを知ったのでした^^;)
「日本人は、日本を離れると何が恋しくなるの?私たちはワインとチーズが欲しくなるんだけど」
「ん〜梅干しかなぁ」
「あ〜あの酸っぱいやつね!」
世界一周に出るまで、毎日お弁当で自家製の梅干し食べてたのです。「日本人みんなが梅干し食べるわけじゃないよ!」という方ごめんなさいv
ちなみに旅に出て1週間だから梅干しだけでしたが、もし1ヶ月後だったら「+ごはん」って言ってたと思います。意外とお米食べている地域は多いのですけどね。
そんな話をしているうちにクラクラしてきて(私はお酒好きだけど強くないのです)、
「え、そんなにそのカクテル強い?」と言われ、試しに飲んでもらったら
「ん〜これはジュースね」と手をひろげた彼女の姿が印象に残っています。
遺伝なんだろうな〜(羨ましい!)