〈ドイツ・ベルリン〉英語の「レモンティーください」が通じなかったお話。

2013年8月

ドイツ人はヨーロッパの中で割と英語が話せるし聞き取りやすい、と言われます。
ただそれも傾向であり条件によるんだねというお話。

ローカルのカフェにて

ベルリンの街をぶらぶらしていて、ちょっとひと休みしようと街なかのカフェに入りました。

レモンティーを頼もうと思って、カウンターの中にいるお姉さんに話しかける。

「Hot lemon tea, please.」

首をかしげるお姉さん。
あれ、通じてない!?

ドイツは割と英語が通じるって聞いたんだけどな…
えーと「レモンティーください」ってドイツ語でなんて言うんだっけ??

実はfrariは大学でドイツ語副専攻、ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」とか授業で読んだりしてたんだけども(意味はさっぱり理解できなかったが)、いや今はニーチェよりレモンティーだ!

「Tee mit Zitrone,Bitte.」

やった〜なんとか絞り出したぞ!

と思いきや。

「レモンティーね!紅茶の種類は何にする?」

紅茶の種類ですか!?そんなの日本語でもよくわからないんだけど…
とりあえず頭に浮かんだ「アールグレイ。」と言ってみる。

「グレイ?グレイは置いてないわね。あるのはブラックと…」

なぜかグレイの部分だけ伝わってしまったらしい。
(ドイツ語でグレーはGrauグラウで似てるからかな?)

そんなに紅茶に詳しいわけではないので、とりあえず分かったブラックと、レジ横に置いてあったパウンドケーキをいただく。

「OK!じゃあ用意ができたら持っていくから、席で待っててね」

小さいお店で中の席は埋まっているので、外の席に落ち着く。

「はい、どうぞ〜ごゆっくりね」

teatime

【PhotoAC】

は〜〜〜美味しい( ´∀`)まったり。

4年も勉強しててこの様か…と若干悔しい気もするけれども、お姉さんが親切な人で良かった*

それにしても「Hot lemon tea」が通じないとは予想外だった。
お姉さんは30代後半〜くらいで、その頃学校の授業で英語はなかったんだろうな。

街なかにある、地元の人たちに愛されてるお店っぽいので、ドイツ語以外を使う人が来ることはあんまり無いんだろうね。

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